「第二次横浜市民読書活動推進計画」を策定しました!
横浜市教育委員会は、令和元年度から5年度にかけての乳幼児から高齢者まで、すべての横浜市民の読書活動を総合的に推進するために、
「第二次横浜市民読書活動推進計画(素案)」を公表し、市民意見募集を実施しました。
このたび、市民意見を踏まえ、「第二次横浜市民読書活動推進計画」を策定しましたので、お知らせします。

親子の読み聞かせの様子の写真を掲載しています。

1市民意見募集の結果
意見募集期間は、令和元年9月18日(水曜日)から10月17日(木曜日)まで
提出状況 投稿数69通、意見数273件
内訳は、
ご意見を踏まえ、原案に反映したものは31件で、全体の11.4%でした。
ご意見の趣旨が既に素案に含まれているもの(賛同意見含む)は55件で、全体の20.1%でした。
ご意見として参考とさせていただいたものが175件で、全体の64.1%でした。
その他が12件で、全体の4.4%でした。

横浜市立図書館の充実、学校図書館の充実などに関するご意見を多くいただきました。
ご協力ありがとうございました。
いただいたご意見と本市の考え方については、ホームページで公表しています。

2計画のポイント(概要から抜粋)
全市的な取組
◎全市イベント「横浜市読書活動推進ネットワークフォーラム」の拡大(拡充)
各区との連携開催や会場規模等の拡充などイベントの充実・拡大に取り組みます。

重点項目1
子どもの発達段階に応じた読書活動の推進
◎学校図書館の相互利活用の検討と市立図書館蔵書の活用支援(新規)
子どもたちが必要な時に読みたい本を手に取れる環境づくりの一環として、学校図書館同士の蔵書活用の検討や、市立図書館と学校間の運搬を支援するなど、蔵書活用による学校図書館の充実に取り組みます。

重点項目2
成人の読書活動の推進と担い手の拡大
◎読み聞かせ、朗読等ボランティア活動の場や機会の情報提供(新規)
各区市民活動・生涯学習支援センター等を通じて、ボランティアに活動場所や機会の情報提供を行います。
◎市立図書館100周年を契機とした様々な読書活動の推進に向けた取組の充実(拡充)

重点項目3
読書活動の拠点の強化と連携
◎地域の情報拠点としての図書館機能の強化(新規・拡充)
司書の専門性や読書活動推進におけるコーディネート力の向上を図るため、体系的な研修を実施します。
中央図書館は、専門書等の幅広い資料を収集し、市民の皆様の課題解決をサポートする機能を強化します。
図書取次サービスや移動図書館等の拡充に取り組みます。また広域相互利用について残る近隣市と協議を進めます。
◎図書館における、視覚障害者等が利用しやすい資料・サービスの種類及び量的拡充(新規)
録音図書や、読み上げに対応した電子書籍、様々なICTを活用した資料等の収集や、わかりやすい利用案内、インターネットを活用した情報発信など、視覚障害者等が利用しやすい資料・サービスを拡充します。

重点項目4
区の地域性に応じた読書活動の推進
◎区の活動目標に基づく読書活動(拡充)
区の特性に応じたテーマに関する蔵書コーナーの新設や、民間事業者等との連携事業など、先駆的な読書活動推進の取組を行う区を支援します。
写真は、学校司書の学校図書館での活動の様子や、読み聞かせボランティア育成講座の様子です。

3 計画の公表
本計画の概要及び全文は、ホームページからご覧いただけます。
横浜読書計画で検索してください。

お問合せ先は、
計画全般については「教育委員会生涯学習文化財課(電話番号は 045-671-3236)」
学校図書館については「教育委員会事務局小中学校企画課(電話番号は 045-671-4498)」
図書館については「教育委員会事務局中央図書館企画運営課(電話番号は 045-262-7342)」までご連絡ください。